日本YEG第38回日本のひなたみやざき大会報告〜日向第3分科会

 
 

平成31年3月、宮崎県にて日本YEG第38回日本のひなたみやざき大会が執り行われました。過去最大規模で行われたみやざき大会において、宮崎の県北、日向YEGでは分科会として日向市の観光地を紹介し、日向市の自然を感じてもらうと共に、海上自衛隊のホバークラフト(LCAC)の試乗体験を企画しました。その内容をご報告致します。

会議の様子

結果から見れば成功したとも言える日向第3分科会。しかし当初は苦難の連続でした。全国大会など実施はもちろん、大懇親会のお手伝いどころか、参加すらしたことない会員がほとんどの日向YEGにとって、会長、分科会実行委員長以下、その肩には大変なプレッシャーがかかっていました。全国から集まってれるYEGの仲間たちに満足して帰ってもらうにはどうすればいいか?とにかく時間をかけ、考え、動くしかない!その想いの下、大会本番の一年半前である平成29年の9月には、この後20回以上(各担当会議を含めると40回以上)もの会議を重ねていくことになる、第1回分科会会議を開催しました。

海上自衛隊の皆さんと共に海岸清掃
クルスの海を清掃する会員

平成30年に入ると、目標登録人数、大会開催地から遠い日向市ではその人数きてもらえるのか、どんな分科会をすればきてもらえるのか、全国大会に参加したことのある会員の体験で、どのような分科会が、あるいはその分科会の中どのような心遣いが嬉しかったか、キャラバン費までは予算がないので会員には自腹覚悟をしてもらうしかない等々、課題が明確になってきます。そして分科会開催日の1年前の平成30年3月には、当日のコース及びスケジュール、予算書のたたき台、組織図が形になります。

分科会当日の朝、商工会議所前にて

6月からは陳情等の活動を始め、紆余曲折ありながらも実行委員長を始めとした我々日向YEGの熱意も伝わり、海上自衛隊のご厚意によりLCACの試乗体験をさせて頂けることになりました。当時未だ非公式だったとは言え、この決定をいただけたことは我々にとってとても大きな追い風となり、平成30年秋季に集中した全国のキャラバンラッシュの際にもモチベーションとなりました。

前泊者懇で挨拶をする鈴木実行委員長

その後10月頃からはいよいよ本番を想定した話の詰め作業に移っていきます。年内には実地のシミュレーション等も踏まえた会議を進めて行き、年明けには分科会のメンバーをはじめ、日向YEGのメンバーも腹を決めて、「想定できることはしたし、事前に準備できることはした。あとは出たとこ勝負!」というようなある意味覚悟を決めているような顔つきになっていました。

そしていよいよ第3分科会の本番を迎えます。分科会当日では、ミスが何点かあったものの、第3分科会にご参加いただいた全国のYEGメンバーの速やかな進行へのご協力もあり、大きなトラブルに発展することもなく、日向YEGメンバーで重ねてきた会議の想定内に収まるものでした。しかし当日終わったその日のうちは心落ち着かず、成功したことへの安堵、充実感を覚えたのはまだまだ先の、大会本番の終了後、日常が戻ってからのことでした。

慰労会、打ち上げ等で日向YEGメンバーが口を揃えて、「振り返ればとても楽しい、身のある経験をさせてもらった」と言います。その言葉の中には、今回の分科会の成功は、準備期間の長さや会議の回数もさることながら、海上自衛隊のご厚意、第3分科会にご登録くださった全国の皆さんの盛り上がりあってこそである、という意味も含まれています。準備に関わっていただいた皆様に感謝いたしますとともに、ご参加頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。お疲れ様でした。ありがとうございました!

      

お疲れ様でした。

to be continued…